Strv m/41軽戦車

Light Tank m/41
Stridsvagn m/41


スウェーデン陸軍 1939年

Strv m/41
Strv m/41軽戦車

 1930年代半ばから機械化を進めていたスウェーデン陸軍は、チェコスロバキアから輸入した軽戦車 を配備する一方、国産戦車の量産に努めてきた。しかし第二次大戦の気運が高まると戦車配備数の不足が 問題視されるようになり、急遽チェコスロバキアから戦車を輸入する計画が立案された。だが1939年 3月にチェコスロバキアはドイツ軍の侵攻を受け、スウェーデンに輸出予定だった戦車は全て工場のライ ン上で接収されてしまったため、この輸入計画は不成功に終わった。
 戦車をどうしても入手したかったスウェーデン政府はドイツ政府と交渉のすえ、チェコスロバキアの新 型軽戦車LT−38(38(t)戦車)の製造 ライセンスを入手、スカニア・バビス社により国産化することに成功したのである。
 車体自体はLT−38軽戦車と同様の設計をしていたが、エンジンは国産の強力なものを搭載しており、 機動性はオリジナルのLT−38よりも若干高かったようだ。ドイツ軍接収後38(t)と改名されたオ リジナル車両はドイツ軍の手により各種自走砲などに改造転用されているが、スウェーデン製の当車も自 走砲(別項参照)や戦後1960年代になっ て兵員輸送車に改造転用されており、当戦車車台の優秀な設計が戦後も通用したことを示す好例となって いる。

スペックデータ(m/41 S/I)
全長 4.55m全高 1.95m
全幅 2.00m重量10.5トン
最高速度45km/h行動距離不明
発動機スカニア・バビス 水冷直列6気筒ガソリンエンジン 140馬力×1基
乗員数3名総生産数238両
武装ボフォース M38 37mm対戦車砲×1、M39 8mm機銃×2
最大装甲厚(最大厚部)30mm
派生改良型 m/41 S/I:140hpエンジンを搭載したモデル
m/41 S/II:160hpエンジンを搭載したモデル。両モデルの武装等に差異は無い