RPK軽機関銃

RPK Light Machine Gun

ソビエト赤軍 1959年

RPK
RPK軽機関銃(40発箱形弾倉装備)

 歩兵の個人装備として小銃や突撃銃を持たせることはどこの国も行っていることであるが、作戦行動の 最小単位である『分隊』において小銃だけでは火力不足であることは否めない。そこで各国軍は『分隊』 単位に軽機関銃を配備することで火力不足を補うことにしたのである。俗に「分隊支援火器」 (Squad Assist Weapon:SAWと略される)と呼ばれる軽機関銃の一ジャンルの登場である。分隊支援 火器は通常の軽機関銃とは異なり単独の歩兵で運用可能で、一般歩兵の持つ小銃(や突撃銃)と弾薬や操 作の互換性があるのが望ましい(弾薬の互換性は文字通りだが、操作法も互換性が有れば分隊支援火器を 持つ兵士に別途新たな訓練を施す必要がないからである)。
 このコンセプトに従ってソビエトでも1950年代に開発を開始、 AKM突撃銃の機構をそのま ま継承した分隊支援火器を完成させた。RPK(Ruchnoi Pulemet Kalashnikova:カラシニコフ携行機関 銃)と名付けられた当軽機関銃は、肉厚で長い銃身と新たに装備された2脚を除けばほぼAKMと同様の スタイルをしていた。ただし火力強化のため弾倉は40発入りの長いものに変わっている(もちろん通常 の30発弾倉も使用可能である。また別に75発入りのドラム弾倉も開発された)。
 1950年代末から配備が開始され分隊(10名)に1丁の割合で配備されたが、歩兵装備の突撃銃が AK74に更新されたため 後継のRPK74と入れ替 わってしまった。ただし一部部隊では現在も使用されていると伝えられる。

スペックデータ(RPK)
全長 104.0cm銃身長 59.1cm
装弾数 40発(箱形弾倉)
 75発(ドラム弾倉)
重量 5,000g
使用弾 7.62mm×39(7.62mmラシアン・ショート) 弾頭重量約8g
作動方式 ガス圧動作ピストンオペレーテッド
初速 730m/sec最大射程 不明
派生型等 RPK:AKM突撃銃をベースにした分隊支援火器。
RPKS:銃床を折り畳み式に改めた空挺部隊向けモデル