PPd40短機関銃

PPd40 Sub Machine Gun

ソビエト赤軍 1940年

PPd40
PPd40短機関銃(PPd38かも?)

 大戦前の早い時期にPPd34短機関銃を 制式化したソビエト赤軍であったが、製造過程が煩雑でコストも高かったため大量に配備とまではいかなかっ た。そこでPPd34を簡略化したPPd38を生産ラインに乗せたが、あまり変化はなかった。
 この短機関銃はPPd38をベースに改良が加えられたもので、内部機構的に変化(余計複雑化した)があ った他はPPd38と大差ないシルエットをしていた。またドラム弾倉も新型の物が採用されており、このモ デルから箱形弾倉は使用されなくなっている。当短機関銃の大きな特徴として銃身内部のクロームメッキがあ げられる。これは銃身寿命の延長とメンテナンスフリー性を高めるのに一役買っている。
 1940年に制式化されたためPPd40と呼ばれているが、翌年にはソビエト軍の誇りとも言える短機関 銃PPsh41が完成したため製造期間は短 く、したがって配備数もそんなに多くはない。

スペックデータ(PPd40)
全長 78.7cm銃身長 26.0cm
装弾数 71発(円形ドラム弾倉)重量 3,630g(弾倉除く)
使用弾 7.62mmトカレフ実包  弾頭重量約5.6g
作動方式 ストレートブローバック式(オープンボルト式)
初速 490m/sec最大射程 不明
派生型等 PPd40:PPd38の改良発展型。製造期間が短いため生産数は多くない
MP 715(r):ドイツ軍に鹵獲後の名称。PPd34などと同様に東部戦線で使用された