ビッカース・ベルチェー軽機関銃

Vickers-Berthier Light Machine Gun

英連邦植民地軍 1931年

Vickers-Berthier
ビッカース・ベルチェー軽機関銃Mk.III

 1925年にビッカース社はベルチェー軽機関銃の製造権を購入し、ビッカース・ベルチェー軽機関銃 として製造を開始した。この軽機関銃はガス圧動作式のオーソドックスなもので、弾薬は機関部上部に装 備した箱形弾倉による給弾となっている。
 英軍では1931年にルイス軽機と置 き換える形で配備が開始されたが、すぐにブレン軽機が 採用されると英本国軍はブレン軽機を制式として配備したため、当軽機は植民地軍への配備のみに終わっ ている。
 英連邦では植民地軍(主にインド軍)にしか制式装備されなかったが、英空軍特殊部隊や北アフリカ戦 線での長距離偵察部隊などが少数ながら使用したほか、96連のドラム弾倉を装備した航空機搭載機銃と しても使用されている。またラトビアやリトアニア、スペイン、ソビエト、南米諸国などにも輸出(また は供与)されており、セールスとしては成功した機関銃のうちに入る名銃であろう。

スペックデータ(ビッカース・ベルチェーMk.III)
全長 115.6cm銃身長 60.0cm
装弾数 30発(箱形弾倉)重量 10,900g
使用弾 .303ブリティッシュ(7.7mm×56R) 弾頭重量約11.3グラム
作動方式 ガス圧動作ピストンオペレーテッド
初速 747m/sec最大射程 不明
派生型等 Vickers-Berthier Mk.I:英本国で生産された初期型
Vickers-Berthier Mk.II:Mk.I同様に本国で生産されたモデル。小改良が施された
Vickers-Berthier Mk.III:植民地軍用としてインドなどで生産されたモデル。最多生産型