ルイス軽機関銃

Lewis Light Machine Gun (Lewis Gun)

英国陸軍 1910年頃

Lewis LMG
ルイス軽機関銃Mk.1

 第一次大戦前にアメリカ人サミュエル・マクリーンの手によって開発された軽機関銃。ただしアメリカ国内 ではそのパテントを購入する業者は無く、ルイス大佐の手引きにより国外(ベルギーや英国)で生産されるこ とになり米国へ逆流入したのは第一次大戦が終結した後のことであった。当軽機はオランダやソビエトでもラ イセンス生産が行われたほか、日本でも軽機開発の初期段階に参考として少数を輸入するなど軽機関銃黎明期 のベストセラーであった。
 英軍では第一次大戦中に当軽機を航空機搭載用や装甲車両搭載用として導入したが、軽量である ことから歩兵が直接持ち歩く支援火器としても使用するようになっていった。
 当軽機の大きな特徴としては機関部上部に装着する円形弾倉と銃身を被う太い放熱装置がある。円形弾倉に は弾頭先端を円の中心に向けた形で弾薬が並べて詰められており、保弾板や箱形弾倉などによる他国の軽機よ りも多くの弾数を持つことができるようになっている。また太い放熱装置は銃口よりも前までを被っており、 発射時に銃口部分の空気が希薄になることによって外気を銃尾方向から流入させる仕組みとなっている。
 採用当時は台車や三脚に搭載する大型機関銃(後の重機関銃)が主流だったため、軽量な当軽機は歓迎され たが、放熱装置や発射機構など脆弱な部分が多く射撃中に良く故障するとして兵達の人気は低かった。第二次 大戦でも少数が使用されているが、基本的に時代遅れといって良いものであった。

スペックデータ(ルイス軽機関銃Mk.1)
全長 125.0cm銃身長 66.1cm
装弾数 47発または97発(円形弾倉)重量 12,150g
使用弾 .303ブリティッシュ(7.7mm×56R) 弾頭重量約11.3グラム
作動方式 ガス圧動作ピストンオペレーテッド
初速 745m/sec最大射程 不明
派生型等 Lewis Gun Mk.1:英軍におけるルイス軽機の名称
7.7mm leMG 137(e):ドイツ軍が捕獲した当銃の鹵獲兵器名称