L86軽支援火器(軽機関銃)

L86 Light Support Weapon

英国陸軍 1985年

L86A1
L86A1軽支援火器

 使用弾薬の小口径化によりL85アサルト・ライフルを 採用した英国陸軍が、弾薬の統一という見地から採用を行った軽機関銃(位置づけとしては分隊用の支援火器)である。
 射手の操作教育を省くため、アサルト・ライフルと同じ操作方法を持つ支援火器は米国のストーナー・ウェポンシス テムやドイツH&K社のG3シリーズなどで実証されている手法であるが、英国も同様にL85を拡大しただけの支援 火器を製作した。
 L85よりも肉厚で長い銃身を持ち、安定のため2脚(バイポッド)が標準装備されているが、機構的にL85と同じ もので、光学スコープや使用弾倉などは共通のものとなっている。
 英陸軍では分隊支援火器として配備が進められているが、英軍に追随することが多かったカナダやオーストラリア軍で は当軽機は不人気で(理由としては支援火器であるのに30発弾倉しか使用できず火力不足であることが挙げられる)、 各国では当軽機の代わりにFN社のM249(ミニミ)軽機関銃などが採用されている。

スペックデータ(L86A1)
全長 90.0cm銃身長 60.0cm
装弾数 30発(箱形弾倉)重量 7,120g
使用弾 5.56mmNATO弾(5.56mm×45、SS109) 弾頭重量 約4g
作動方式 ガス圧動作ピストンオペレーテッド
初速 約900m/sec最大射程 不明
派生型等 L86A1:L85と同じ機構を持つ軽支援火器。発射速度650〜800発/分