二式軽戦車(ケト)

Type2 Light Tank (KETO)

日本陸軍 1944年

二式軽戦車
米軍に鹵獲された二式軽戦車(砲は取り外されている)

 九八式軽戦車の発展型として 開発された車両。車体やエンジンなどに変更は無いが主砲が新式の一式37ミリ戦車砲に換 装されている。一式37ミリ戦車砲は九八式軽戦車に搭載されている一〇〇式37ミリ戦車砲 よりも高初速で、砲の仰角も若干拡大されているため射程距離も長くなっている。
 性能試験では好成績を挙げ新型軽戦車として用兵側は期待していたが、実際に戦車を使用 する立場の実戦部隊では依然九五式軽戦車の 人気が高かったため、当車の生産開始は昭和19年(1944年)までずれ込み、戦争末期の工業力 低下もあってごく少数が生産されたのみに終わっている。

スペックデータ(二式軽戦車)
全長4.11m全高1.82m
全幅2.12m重量7.20トン
最高速度50km/h行動距離300km
発動機空冷直列6気筒過給器付きディーゼル 130馬力×1基
乗員数3名総生産数不明
武装一式37mm戦車砲×1、九七式7.7mm車載重機×2
最大装甲厚(上面)6mm〜(前面)16mm
派生改良型 ケト:二式軽戦車。九八式軽戦車(ケニA)の発展型