ロレーヌ・シュレッパー自走砲

15cm/10.5cm Self-Peopelled Howitzer "Lorraine Schlepper"
sFH13(Sf)/leFH18(Sf) auf Geschützwagen "Lorraine Schlepper(f)"


ドイツ陸軍 1942年

Lorraine Schlepper
ノルマンディー戦において連合軍に捕獲されたロレーヌ・シュレッパー自走砲

 1940年のフランス戦においてドイツ軍は多量のフランス軍装甲車両を鹵獲することになった。その 鹵獲車両のうちロレーヌ・シュレッパー牽引車(装甲トラクター37L:Tracteur Blinde 37L')約300両 は、後に対戦車自走砲マルダーの 車台として利用する予定で保管されていた。
 ところが北アフリカで戦うロンメル麾下のアフリカ機甲軍では自走砲が不足していたため、ヒトラーは この車台を利用して自走砲40両を製作するよう命令を出した。そこでアルケット社では上部戦闘室を新た に設計し、そこに第一次大戦時の旧式榴弾砲sFH13を搭載したものを開発、車台へ搭載する最終組み立ては フランスのアルフレッド・ベッカー社にて行われた。
 最初に生産された40両の15cm自走榴弾砲に続いて更なる生産発注が行われており、1942年5月に は10.5cm口径のleFH18野戦榴弾砲を搭載したモデルも生産発注されている。
 初期に生産された車両は北アフリカへ送られているが、北アフリカへ送られず西部戦線に投入された車 両も少なくなく、1944年初頭時点でも約50両の当自走砲が西部戦線で使用されていた。

スペックデータ(ロレーヌ・シュレッパー自走砲:15cm砲搭載型)
全長 5.31m全高 2.23m
全幅 1.83m重量 8.49トン
最高速度34km/h行動距離135km
発動機ドライエ 103TT 水冷直列6気筒ガソリンエンジン 70馬力×1基
乗員数4名総生産数15cm砲 94両+10.5cm砲 12両
武装sFH13 15cm榴弾砲×1
最大装甲厚(上面)なし〜(前面)12mm
派生改良型 Lorraine Schlepper(f):鹵獲牽引トラクターを利用した自走砲