ルノーD2歩兵戦車

Infantry Tank Renault D2
Char Renault D2


フランス陸軍 1934年

Char D2
カラフルな三色迷彩を施したD2歩兵戦車

 ルノー社が開発した歩兵戦車D1の改良 型。装甲を強化し、その重量に耐えられるようエンジン出力も強化されている。砲塔は新型のAPX1 に変更されたが、搭載される砲は47mm対戦車砲のままであった。
 D1が採用された直後の1931年から改良設計を開始、翌年試作車が完成した。試作車にはディー ゼルエンジンが搭載されていたが、車載型ディーゼルの経験が少なかったため生産型からはガソリンエ ンジンに変更されている。33年末に制式採用となり、34年から生産が開始されている。なお、車体 形状やサスペンションなどはD1とほとんど変化無い。
 しかし生産に着手したものの、更に新型である ソミュアS35の生産が優先されたため 生産ペースは遅々として進まず、1936年に50両を生産して生産終了となった(戦雲迫る1940 年になって急遽追加生産を開始したが、そこでも50両が生産されたのみである)。
 第二次大戦では後にフランス大統領となるド・ゴール将軍麾下の第4機甲師団などに配備されている が、目立った活躍はしていない。

スペックデータ(D2歩兵戦車)
全長 5.46m全高 2.21m
全幅 2.67m重量18.5トン
最高速度22km/h行動距離不明
発動機ルノー 水冷直列6気筒ガソリンエンジン 150馬力×1基
乗員数3名総生産数100両
武装SA34 47mm戦車砲×1、M31 7.5mm機銃×1〜2
最大装甲厚(上面)20mm〜(前面)40mm
派生改良型 Char D2:D1歩兵戦車の改良型。少数のため主力にはなれなかった