アエルマッキ AM.3C

AM.3C , Aermacchi

AM.3C
南アフリカ共和国空軍所属のAM.3C

 アエルマッキ社とアエルフェル・インダストリー・アエルスパシアリ・メリディオナーリ社の共同開発に より製作された機体。
 それまでイタリア陸軍が観測/連絡任務に使用していた セスナL−19の後継機として開発が開始さ れた機体であり、そのためL−19と同様の高翼配置の半片持ち翼を持つが、操縦席の計器板にグラスファ イバーが使われ胴体構造もクロムモリブデン鋼管溶接構造の軽合金張りと軽量化が図られているほか、主脚 にオレオ緩衝装置が付いたあたり後発機として進歩しているといえよう。
 操縦席はタンデム(縦列)配置の3座で、前席と中間の座席には複操縦装置が搭載されている。また最後尾 の座席は取り外すことが可能で、後席を外して担架や貨物を搭載することもできる。
 残念なことにイタリア軍制式機の座はSIAIマルケッティ社のSM.1019が射止めてしまったため、 当機がイタリア軍で活躍することはなかったが、1970年代はじめに南アフリカ陸軍が当機40機を発注 しているほか、ルワンダも少数機を導入している。

機体詳細データ(AM.3C)
寸法(L×W×H/翼面積)8.73×12.64×2.72m / 20.36m2
機体重量(自重/全備)1,080kg / 1,700kg
飛行速度(最大/巡航)278km/h / 246km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)8,400m
離着陸距離(離陸/着陸)85m / 66m
航続距離990km
エンジンピアッジョ-ライカミング社製 GSO-480-B1B6水平対向エンジン×1基
出力 340hp
武装主翼下2箇所の武装搭載点に機銃ポッド、ロケット弾、誘導対地ミサイル等340kgまでの兵装搭載可能
乗員数/機体初飛行3名 / 1968年8月22日
備考(各タイプ詳細) AM.3C:当機の呼称。原型はGTSIO-520-Cエンジンを搭載
LAST UPDATE 2001,07,01