ヤコブレフ Yak−24”ホース”

Yak-24 "HORSE" , Yakovlev

Yak-24
旧ソビエト空軍所属のYak−24

 1951年末に開発が開始された双ローターの大型輸送ヘリコプター。ヤコブレフ設計局内で結成さ れた設計チームは回転翼機の経験が少なかったため困難に直面したが、徹底的な地上試験を経たのち1 952年7月に原型4号機が地上に係留された状態で初飛行を実施した。
 1955年から生産機の製造が開始され、同年夏に開催されたツシノ航空ショーで公開飛行も実施し ている。
 軍用として製作された初期生産型には武装兵員30名または担架18台、もしくは3,000kgまで の貨物を搭載可能で、胴体後部には傾斜路兼用ドアが装備されているため車両の搭載も可能であった。 機体の目立った特徴としては、胴体後尾についた水平安定板/垂直安定板であるが、この安定板をもっ てしても縦列双ローター配置にともなう操縦困難の解決にはほど遠く、100機以上が生産された機体 とはいえ失敗作であると見なされている。
 1959年以降は搭載量を増強したU型に生産は移行しているが、この機体も50機程度が作られた に過ぎず、1960年から生産された民間型も生産数は少ない。

機体詳細データ(Yak−24)
寸法(L×W×H/ロータ径)21.34m×不明×不明 / 各20.0m
(全長は胴体のみ、全幅・全高のデータ無し)
機体重量(自重/全備)10,600kg / 14,300kg
飛行速度(最大)180km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)4,200m
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離270km
エンジンシュベツォフ設計局製 ASh−82V星形ピストンエンジン×2基
出力 1,700hp×2
武装武装なし。最大貨物搭載量 3,000kg
乗員数/機体初飛行乗員3名+兵員30名 / 1952年7月3日
備考(各タイプ詳細) Yak-24:原型機を含む初期生産型
Yak-24U:搭載量を増加させた改良型。最大搭載量3,500kg
Yak-24A:30座席の民間型。アエロフロート航空で就航
Yak-24?:短胴の要人輸送機。9座席。機体タイプ名は不明
LAST UPDATE 2001,06,24