シコルスキー/ウェストランド SH−3/S−61 シーキング

SH-3/S-61 SEAKING ,Sikorsky/Westland

SeaKing HAS.Mk5
英国海軍のウェストランド・シーキングHAS.Mk5

 米国海軍が使用していた対潜ヘリ HSS−1(SH−34)の 後継機として採用された大型双発ヘリ。対潜仕様としては吊り下げ型ソナーやソノブイ投下システムなど を装備し、艦隊対潜活動の中心となっている。
 また英国ウェストランド社でライセンス生産された機体はヨーロッパ各国へ輸出され、対潜任務の他に 救助任務や対艦攻撃、兵員輸送任務などに従事し、果ては対地攻撃型や早期警戒機型などの派生型も製作 されている。
 日本の三菱重工やイタリアのアグスタ社でもライセンス生産され、各国軍に使用されている。

機体詳細データ(シコルスキーSH−3H)
寸法(L×W×H/ロータ径)16.69×?×5.13m / 18.9m
(全長は胴体のみの寸法。ローター込み全長は22.15m。胴体幅は資料無し)
機体重量(自重/全備)6,201kg / 9,525kg
飛行速度(最大/巡航)267km/h / 219km/h
上昇率(海面上)616m/min
上昇限度(絶対)4,480m、ホバリング限界3,200m
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離970km
エンジンジェネラルエレクトリック社製 T58−GE−10ターボシャフト×2基
出力1,400hp。機体内燃料容量3,180リットル
武装対潜魚雷または爆雷を機外に4発搭載可能。対艦ミサイル2発搭載可能
乗員数/機体初飛行4名 / 1959年3月11日
備考(主要タイプ詳細) (シコルスキー社製造機体)
SH-3A:最初の生産型。当初はHSS−2と呼称
SH-3D:SH−3A改良型。エンジン出力を増強
SH-3H:SH−3D改良型。新型の対潜探知装備とレーダーを搭載
RH-3A:米海軍の機雷掃海用機の呼称
HH-3A:米海軍の救難捜索用機の呼称。米空軍用機体はHH−3E
VH-3A:米政府VIP専用輸送機(運用は米海兵隊)。大統領の短距離移動にも使用される
HSS-2A:海上自衛隊向けHSS−2の出力増強型。SH−3D相当。三菱重工で生産
HSS-2B:海上自衛隊向け。HSS−2Aの装備改良型
S-61A:自衛隊が使用する救難型の呼称。HSS−2を改装
(ウェストランド社製造機体)
SEAKING HAS.Mk1:SH−3D相当の対潜哨戒用機。英国海軍向け
SEAKING HAS.Mk2:HAS.Mk1の出力増強型。Mk1を改装した機体はMk2Aと呼称
SEAKING ASW.Mk2:HAS.Mk1を改修した海上哨戒機型
SEAKING HAS.Mk3:HAS.Mk2改良型の捜索救難型機
SEAKING HC.Mk4:コマンドMk2を改良した戦術輸送型機。英国海軍向け
SEAKING HAS.Mk5:HAS.Mk2の電子装備を新型に換装した機体
SEAKING HAS.Mk6:HAS.Mk5の出力増強型。現在の生産タイプ
SEAKING Mk41:ドイツ海軍向けの捜索救難型機。HAS.Mk1からソナー装備を撤去
SEAKING Mk42:インド海軍向け機体。HAS.Mk1相当。対艦ミサイル搭載能力を持つ
SEAKING Mk43:ノルウェー軍向けの捜索救難型機。Mk41と同等
SEAKING Mk45:パキスタン軍向けの機体。HAS.Mk1にエグゾセ搭載能力を付加
SEAKING Mk47:エジプト海軍向けの海上哨戒機型。HAS.Mk2相当
SEAKING Mk48:ベルギー軍向けの捜索救難型機。Mk41と同等
SEAKING Mk50:オーストラリア海軍向けの海上哨戒機型。HAS.Mk1相当
COMMAND Mk1:エジプト空軍向けの捜索救難型機。Mk41と同等
COMMAND Mk2:コマンドMk1の出力を増強した戦術輸送機型。エジプト、カタール等が採用
COMMAND Mk3:カタール軍向けの武装多用途型機
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,15)