カモフ Ka−25”ホーモン”

Ka-25 "HORMONE" ,Kamov

Ka-25
旧ソビエト海軍航空隊所属のKa−25BSh”ホーモンA”

 世界的な同軸(2重反転)ローターヘリの先駆者であるニコライ・I・カモフが創始したカモフ設計局 はソビエト海軍向けにいくつものヘリコプターを開発してきている。
 回転トルクを押さえるためのテイルローターが不要なので同軸ローターヘリは胴体長が短くて済み艦載 用としては最適であるためだ。このKa−25も例に漏れず同軸の2重反転ローターにより回転トルクを うち消しており、西側の艦載ヘリに比べ小型化されている。
 旧ソビエト海軍では「キエフ」級航空機搭載対潜巡洋艦をはじめ、ヘリを搭載できるミサイル駆逐艦な どにも配置された。総製造機数は約500機ほどと推定され1975年頃に生産は終了して、現在は後継 型のKa−27シリーズへ その座を譲っている。

機体詳細データ(Ka−25)
寸法(L×W×H/ロータ径)9.75×不明×5.37m / 15.74m
(全長は胴体のみの寸法。ロータを含む全長は10.82m。胴体幅は資料なし)
機体重量(自重/全備)4,765kg / 7,500kg
飛行速度(最大/巡航)210km/h / 192km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)3,350m
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離400km
エンジングルシェンコフ設計局製 GTD−3BMターボシャフト×2基
出力990hp×2
武装対潜用短魚雷×2
乗員数/機体初飛行5名(または操縦士2+兵員12) / 1961年?
備考(各タイプ詳細) Ka-20:1950年代後半に設計された原型。NATOコードは「ハーブ」
【"HORMONE〜"はNATOによる分類です】
Ka-25BSh "HORMONE A":最初の量産型。対潜哨戒型機
Ka-25 "HORMONE B":電子戦およびミサイル誘導中継型
Ka-25PS "HORMONE C":A型改良の捜索救難・多用途型機。機首の八木アンテナが特徴
Ka-25K:民間向けの空中クレーン型。機首に吊り下げ操作員席が設けられている
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,27)