アエロスパシアル H−65/AS365ドーファン

H-65/AS365 DAUPHIN , Aerospatiale(ex Eurocopter)

HH-65A
米合衆国沿岸警備隊所属のHH−65A

 アエロスパシアル社(現ユーロコプター社)が開発した中型双発ヘリコプター。高速・長航続距離を 目指した機体である。特徴としては尾部テイルローターが円筒成形の中心に埋め込まれたフェネストロ ン形状をしていることや引き込み式の主脚装備などが上げられる。
 アメリカ合衆国沿岸警備隊では、沿岸地域における捜索救難ヘリコプターとして当機を採用したが、 「バイ・アメリカン」法(米国政府機関は米国製の製品を購入するよう強制した法律)により完成品を そのまま輸入することができなかったため、ライカミングLTS101エンジンや航法計器などを米国 製の装備に変更して採用を行った。ただしLTS101エンジンはオリジナルのAS365に搭載され ているチュルボメカ社製アリエルエンジンよりも低出力であったため、飛行性能は低下している。
 飛行性能低下やエンジン信頼性の低さを危惧した沿岸警備隊ではエンジンをGE社製T−800に換 装する計画を立てたが、この計画はLTS101エンジンの信頼性向上化に伴って立ち消えとなってし まった。

機体詳細データ(HH−65A)
寸法(L×W×H/ロータ径)13.68×不明×3.98m / 11.94m (全長はロータ含む。全幅はデータ無し)
機体重量(自重/全備)2,720kg / 4,050kg
飛行速度(最大)257km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)不明 / 地面降下外ホバリング限界 1,150m
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離760km
エンジンライカミング社製 LTS101-750A-1ターボシャフト×2基
出力 650hp×2
武装武装なし
乗員数/機体初飛行乗員2名+乗客8〜13名 / 1975年1月24日(AS365C)
備考(各タイプ詳細) AS365C:原型機の呼称。アリエル1Aエンジン(660hp)搭載
AS365N1:C型の改良型量産機。出力強化、尾部フェネストロン拡大
AS365N2:N1型改良型。アリエル1C2エンジン(737hp)搭載
AS365N3:N2型改良型。アリエル2Cエンジン(851hp)搭載
AS366G1:米沿岸警備隊向け機体の社内呼称
HH-65A:米沿岸警備隊での呼称。LTS101-750A-1エンジン搭載(96機)
LAST UPDATE 2001,06,02