ボーイング H−47チヌーク

H-47 CHINOOK ,Boeing

CH-47
陸上自衛隊で使用されているCH−47C(J)

 米陸軍では空中機動作戦を実施するにあたって火力支援に必要な155mm砲を運搬できる大型ヘリ を必要とした。そこでM198曲射砲とその運用に必要な兵員、弾薬を同時に運搬できるヘリコプター として開発されたのが当機である。
 湾岸戦争の際にはその能力を遺憾なく発揮し、イラク領奥深くに進攻した米陸軍第18空挺軍団の機 動力は当機の活躍抜きには考えられないものであった。また、フォークランド紛争の際には英国空軍の 機体が兵員輸送などに活躍した。
 胴体内に貨物を搭載するだけでなく、重量物を機体下面のフックに吊り下げて輸送することも可能で、 最大12,700kgの貨物を吊り下げることが出来る。

機体詳細データ(CH−47D)
寸法(L×W×H/ロータ径)30.18×18.29×5.68m / 18.29m
(全長・幅はローター込み。胴体のみの全長は15.54m、幅は不明(資料無し))
機体重量(自重/全備)10,475kg / 22,680kg
飛行速度(最大/巡航)298km/h / 246km/h
上昇率(海面上)464m/min
上昇限度(実用/限界)3,300m / 地面効果外ホバリング限界2,415m
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離2,060km(空荷:増槽使用)
エンジンアブコ・ライカミング社製 T55−L−712ターボシャフト×2基
出力3,750hp×2。機体内燃料容量3,899リットル
武装輸送型には武装無し
乗員数/機体初飛行乗員2名+兵員33〜55名 / 1961年9月21日(原型機YCH−47A)
備考(各タイプ詳細) YCH-47A:原型機。当初はYHC−1Bと呼称
CH-47A:最初の量産型。米国陸軍向け(354機製作)
CH-47B:A型のローターブレード改良型(108機製作)
CH-47C:B型の出力増強型。各国でライセンス生産もされる
CH-47D:A〜C型の近代改修型
CH-47J:自衛隊向けの機体。川崎重工でライセンス生産。C型相当
CH-47JA:J型の能力向上型
CH-47SD:D型の改良型。搭載燃料の増大やコクピットのデジタル化がなされている
CH-147:カナダ軍向けのC型。搭載エンジンが異なる
CHINOOK HC.Mk1:英国空軍向けのC型。アビオニクスシステムが異なる
MH-47E:米陸軍の特殊(隠密侵攻)作戦用に改良された機体
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,03)