MBB BO105(PAH−1)

BO105(PAH-1) ,Messerschmitt-Bolkow-Blohm (ex Eurocopter)

BO105
スペイン陸軍のBO105

 旧西ドイツのMBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム)社が製作した小型双発ヘリ。 MBB社とアエロスパシアル社が合併して出来た新会社ユーロコプター社が製作を行っていたが、 現在は後継機となるEC135汎用ヘリコプターが開発されたため生産は終了している。
 当機体は1960年代に西ドイツ陸軍が東西の戦車保有数の不均衡からくる劣勢を挽回するた めに対戦車ロケットを搭載した機体の採用を決定したことから開発されたものである。
 対戦車ミサイルを搭載した型はPAH−1とも呼ばれ、ドイツ陸軍を始めオランダ・スペイン などのヨーロッパ各国、中東、南米、東南アジア各国が採用している。また、降着装置にフロー トをつけた海軍型も中南米諸国を中心に活躍している。

機体詳細データ(BO105M)
寸法(L×W×H/ロータ径)8.56×2.53×3.0m / 9.84m
(全幅は降着装置間の幅。ロータを含む全長11.86m)
機体重量(自重/全備)1,276kg / 2,500kg
飛行速度(最大/巡航)268km/h / 242km/h
上昇率(海面上)588m/min
上昇限度(実用/限界)5,200m(実用限度) / 2,560m(地面効果内ホバリング限界)
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離657km
エンジンアリソン社製 250−C20Bターボシャフトエンジン×2基
出力420hp×2。機体内燃料容量580リットル
武装HOT対戦車ミサイル×6、TOW対戦車ミサイル×8、ラインメタル20mm機関砲×1等
乗員数/機体初飛行乗員2名+兵員3名 / 1967年2月16日
備考(各タイプ詳細) BO105A:最初の生産型。輸送用
BO105C:A型の出力を増強した初期生産型。輸送用。民間型もある
BO105CB:C型の出力増強型
BO105CBS:CB型の胴体を延長し搭載能力を増強した型
BO105CBS-5:CBSの能力向上型。愛称は「スーパーファイブ」
BO105 SUPER LIFTER:CBS−5の改良型。機外吊り下げ能力を強化
BO105D:CBS型の装備改良型。英国の顧客向け
BO105LS:高温・高々度運用型。CBS型を改良
BO105M:ドイツ軍向けの観測・連絡型
BO105P:軍用対戦車攻撃機型。ドイツ軍名称はPAH−1
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,23)