アグスタ A129マングスタ

A129 MANGUSTA ,Agusta

A129
A129マングスタの原型機

 1972年にイタリア陸軍が要求した新軽攻撃ヘリコプター計画によりアグスタ社は A109の改造型を提示した。しか しその機体では要求の全てを満たすことが出来なかったため、A109を基本として新規に設計した ヘリコプターを開発することとし、1978年から開発計画に着手、1983年に初飛行させたの がこの機体である。
 現代の攻撃ヘリの基本であるタンデム配置操縦席を持った機体で、複合素材や合金を使用し軽量 化を図っている。また操縦系統や火器管制についてもデジタル化されており、夜間のNOE(超 低空飛行)を可能とするためFLIRやヘルメットディスプレイを採用している。
 1990年からイタリア陸軍への納入が開始され、対戦車攻撃用および偵察用ヘリとして使用さ れている。なお上写真の機体には装備されていないが量産型では機首部ターレットに3銃身の20 mmバルカン砲が装備されている。

機体詳細データ
寸法(L×W×H/ロータ径)12.28×3.60×3.35m / 11.9m
(全長・幅はローター部含まず。ローター込みの全長は12.5m)
機体重量(自重/全備)2,529kg / 4,100kg
飛行速度(最大)311km/h(機体許容速度)、285km/h(水平飛行時)
上昇率(海面上)655m/min
上昇限度(実用/絶対)不明 / 3,400m(地面効果内ホバリング限界)
離着陸距離(離陸/着陸)−−−−−−−
航続距離629km、航続時間2.5h(TOW×8、予備燃料20分)
エンジンアブコ・ライカミング社製 LTS101−850ターボシャフト×2基
出力525hp×2。機体内燃料容量750リットル
武装機首に20mm多銃身機関砲、翼下パイロンにTOW×8、対地ロケットポッド、7.62mmミニタット機銃システムを搭載可能
乗員数/機体初飛行2名 / 1983年9月15日(原型1号機)
備考(各タイプ詳細) A129:生産タイプ。イタリア陸軍が採用
LAST UPDATE 2003,05,09(FirstUp 2000,01,03)