BAe C−29A/U−125

C-29A / U-125 , British Aerospace(ex Raytheon)

U-125
航空自衛隊所属のU−125(Copyright JASDF)

 当機の元となったビジネスジェット機は開発から現在までにかなり数奇な経歴を辿っている。最初はデ・ハビ ランド社が1960年代始めに開発した8〜14人乗り双発ビジネスジェット機DH125が基本となっており、 その後デ・ハビランド社がホーカーシドレー社に吸収されたことから機体呼称もHS125と変更された。そし て1977年に英国国営のBAe社になってからBAe125と呼称の変わった機体は以降−500型〜−80 0型へと改良が進んでいったのである。
 スーパークリティカル翼や曲面風防、TFE731エンジンなどの採用で最大速度や航続力が延びた−800型 は米空軍の戦闘飛行点検・航法用機(C−FIN)として採用され、LTV社の飛行点検器材を搭載してC−29 Aの名称で配備されている。また、航空自衛隊も飛行点検用機として使用していた MU−2Jの後継として、U−125の呼称で当機 の採用を行い1992年度から調達を実施しているほか捜索救難機としても14機を配備している。飛行点検用 であるU−125に搭載される計測機器類は米軍のC−29Aに準ずるものとなっている。
 現在、当機の生産はBAe社ビジネスジェット部門を買収した米レイセオン社が行っており、最新型ホーカー 800XPは最新アビオニクスや改良された飛行性能などで民間市場を席巻している。

機体詳細データ(民間型BAe125−800)
寸法(L×W×H/翼面積)15.6×15.66×5.36m / 34.8m2
機体重量(自重/全備)6,676kg / 12,480kg
飛行速度(最大/巡航)M0.87 / 845km/h
上昇率(海面上)945m/min
上昇限度(実用)13,100m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離5,556km(最大燃料、空輸時)
エンジンギャレット(現アライドシグナル)社製 TFE731-5R-1Hターボファン×2基
推力 2,113kg×2  機体内燃料搭載量 5,674リットル
武装武装なし
乗員数/機体初飛行乗員2+乗客8〜14名 / 1962年8月13日(DH125原型)
備考(各タイプ詳細) DH125:デ・ハビランド社での機体呼称
HS125:ホーカーシドレー社での機体呼称
BAe125:ブリティッシュエアロスペース社での機体呼称
Hawker800:レイセオン社での機体呼称。現行生産型最新モデルは800XP
C-29A:米空軍が戦闘飛行点検・航法用として採用した機体の呼称
U-125:航空自衛隊が飛行点検用として採用した機体の呼称
U-125A:航空自衛隊が捜索救難用として採用した機体の呼称
LAST UPDATE 2001,04,29