アエロスパシアル TB.30エプシロン

TB.30 EPSILON ,Aerospatiale (ex SOCATA)

TB30
フランス空軍のエプシロン初等練習機

 ジェット練習機による基本操縦訓練の開始前にパイロット候補生の選別を行うための軽練習機とし てフランス空軍とアエロスパシアル社が協同で開発した機体。コスト上昇を抑えるためエンジンには レシプロエンジンを採用しているが、単純で頑丈な機体は長年の研究から洗練を重ねてきた物であり 飛行時間1万時間以上の機体寿命を持つと言われる。
 フランス空軍以外にもポルトガルやトーゴなどにも輸出(ポルトガルではライセンス生産も行われ た)され、トーゴ軍では軽攻撃機としても使用されている。
 なお、機体設計開発はアエロスパシアル社が行ったが、製造については同社の子会社であるSOC ATA社が行っている。TB30という名称よりもエプシロンという愛称のほうが一般的である。

機体詳細データ(TB30エプシロン)
寸法(L×W×H/翼面積)7.6×7.9×2.7m / 9.0m2
機体重量(自重/全備)870kg / 1,190kg
飛行速度(最大)355km/h
上昇率(海面上)550m/min
上昇限度(実用)6,100m
離着陸距離(離陸/着陸)640m / 440m
航続距離1,300km
エンジンアブコ・ライカミング社製 AE10−540レシプロエンジン×1基
出力300hp。機体内燃料容量210リットル
武装武装なし(輸出型には武器ポッド搭載可能型もある)
乗員数/機体初飛行2名 / 1979年12月22日(原型機)
備考(各タイプ詳細) TB.30 EPSILON:生産型機の呼称
TB.31 OMEGA:TB30に新型ターボプロップエンジンを搭載したテストベッド機
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,02)