スリングスビー T67/T−3A

T67 / T-3A , Slingsby

T-3A
米国空軍に採用されたT67M260(T−3A)

 フランスのアビオン・フルニエ社が1974年に完成させた軽スポーツ機。翌年に原型機、1980 年には生産型機がフランス航空当局の型式証明を取得しているが同社による量産は行われず、1981 年にイギリスのスリングスビー社に生産権は譲られている。
 スリングスビー社ではこの機体の設計に独自の改良を加えて生産を行っており、現在も民間向けスポ ーツ/練習機としてT67Cの呼称で販売を行っている。
 当機が一躍有名になったのは1992年に米国空軍が軍用モデル最新型であるT67M−260を基 本練習機T−3Aとして採用したためで、米空軍で使用していたT−41練習機の後継としての採用で あった。
 グラスファイバー製の機体に高アスペクト比の主翼、並列配置操縦席の当機を米空軍では113機導 入しているが、機体は部品単位による輸入を行い組立はノースロップグラマン社が実施している。

機体詳細データ(T67M260)
寸法(L×W×H/翼面積)7.57×10.59×2.51m / 12.63m2
機体重量(自重/全備)794kg / 1,157kg
飛行速度(最大/巡航)361km/h / 281km/h
上昇率(海面上)480m/min
上昇限度(実用)4,580m
離着陸距離(離陸/着陸)689m / 984m
航続距離652km(標準航続時間5時間40分)
エンジンライカミング社製 AEIO-540-D4A5ピストンエンジン×1基
出力 260hp
武装武装なし
乗員数/機体初飛行2名 / 1974年(RF6B)、1991年(T67M−260)
備考(各タイプ詳細) RF6B:仏アビオン・フルニエ社が開発した原型機
RF6B-120:RF6Bの生産型。生産権利は英スリングスビー社に譲渡
T67A:英スリングスビー社におけるRF6B-120の呼称
T67B:機体構造をグラスファイバー製とした改良型
T67C:エンジン出力を強化したB型改良型。民間向け現行生産タイプ
T-67M:C型をベースにした軍用向けモデルの総称。-160、-200、-260などの型がある
T-3A:軍用モデルT67M-260の米空軍における呼称
LAST UPDATE 2001,06,03