サーブ 105

105 , SAAB

SAAB 105
スウェーデン空軍第21戦闘機隊所属のSk60A

 SAAB社が民間用または軍用として複数の用途をこなせる軽ジェット機を製品系列に加えるため自社 費用負担で開発した機体。民間用としては4座のビジネス機、軍用としては複座の練習/攻撃機として使 用できるよう設計された。
 1959年に開発に着手したが搭載するエンジンとして小型でしかも強力なターボジェットエンジンが 無かったことから作業は遅れ、ようやく適当なエンジンとしてチュルボメカ社製オービクスエンジン(推力745kg)を 選定できたことにより1963年に原型機が初飛行した。
 スウェーデン空軍は当機を練習・連絡機や軽攻撃機として使用するためSk60の呼称で採用、150 機ほどを導入しているが、国外向けにもGE社製J85エンジンを搭載したモデルを販売している。国外 の顧客としてはオーストリア空軍が当機を高等練習機/武装練習機として採用しており、現在もスウェー デン空軍とオーストラリア空軍で現役の機体である。

機体詳細データ(105O)
寸法(L×W×H/翼面積)10.8×9.5×2.7m / 16.3m2
機体重量(自重/全備)2,570kg / 6,500kg
飛行速度(最大)970km/h(海面高度)
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)不明
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離戦闘行動半径820km(H−L−H:攻撃任務時)
エンジンジェネラルエレクトリック社製 J85−17Bターボジェット×2基
推力 1,290kg×2
武装主翼下6箇所の武装搭載点に最大2,000kgまでの兵装搭載可能
乗員数/機体初飛行2名 / 1963年6月29日
備考(各タイプ詳細) Sk60A:スウェーデン空軍の練習/連絡機型の呼称
Sk60B:スウェーデン空軍の攻撃専用型の呼称
Sk60C:スウェーデン空軍の偵察/攻撃兼用型の呼称
SAAB105H:スイス空軍用として提案された型。生産されず
SAAB105XT:Sk60Bの発展型。J85−17Bエンジン搭載
SAAB105O:オーストリア空軍向け機体。XT型に準ずる(40機)
SAAB105G:O型の改良型原型。実験機的位置づけの機体(1機)
LAST UPDATE 2001,06,23