ピラタス PC−9

PC-9 ,Pilatus

PC-9
サウジアラビア空軍所属のPC−9

 スイスのピラタス社がイギリス空軍の新型練習機調達計画を受けて同社PC−7練習機をベースに 新開発した機体。しかし強力なエンジンや前後で段差をつけた操縦席、新設計の翼型などを採用した ためPC−7との設計上の共通点は10%以下となっている。
 残念ながらイギリスの受注は逃したものの、初等練習機として需要が高くスイス空軍がPC−7の 後継機として導入を進めている他に、サウジアラビアやビルマ、オーストラリア、アンゴラ、イラク などの軍が採用している。また、エンジンをPT6A−68にパワーアップしたMk2は米空・海軍 共通練習機(JPATS)として制式採用されている(米軍での制式名はT−6で、レイセオン(現 ビーチ)社にてライセンス生産が行われている)。

機体詳細データ(PC−9)
寸法(L×W×H/翼面積)10.18×10.12×3.26m / 16.3m2
機体重量(自重/全備)1,685kg / 3,200kg
飛行速度(最大/巡航)592km/h / 555km/h
上昇率(海面上)1,250m/min
上昇限度(実用/限界)12,200m
離着陸距離(離陸/着陸)372m / 538m
航続距離1,643km
エンジンプラット&ホイットニー・カナダ社製 PT6A−621ターボプロップ×1基
出力1,150hp。機体内燃料容量535リットル
武装武装なし
乗員数/機体初飛行2名 / 1984年5月7日
備考(各タイプ詳細) PC-9:生産型呼称
PC-9 Mk2:米空・海軍共通練習機として採用された型。米軍名称T-6 TEXAN2
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,22)