ノール N2500ノラトラ

N2500 NORATLAS , Nord

Noratlas
フランス空軍所属のN2501ノラトラ

 フランス空軍向けに開発された軍用輸送機。双支持胴により尾翼を支えたシルエットは フェアチャイルドC−119に 似ている。
 原型機にはグノーム・ノール14Rエンジンを搭載していたが、生産型にはSNECMA社製のブ リストル・ハーキュリーズエンジンを搭載した。生産型1号機は1950年1月から軍の評価試験を 受け満足すべき結果を出したためフランス空軍に採用、後に西ドイツとイスラエルでも採用された。
 4〜5名の乗員で運用される当機は7.88トンの貨物か45名の兵員(完全武装降下兵なら36 名)または18台の担架+医療スタッフを運搬できる能力を持っている。
 西ドイツ軍に採用された機体(186機)のうち最初の25機はノール社が生産したが残りの機体 はフルクツォイクバウ・ノルト社によりライセンス生産された。仏独あわせて425機が生産されて いるが現在は老朽化のため第一線を退いており中古機体を受け入れた第三諸国で細々と運用されてい るのみである。

機体詳細データ(N2501)
寸法(L×W×H/翼面積)22.0×32.5×6.0m / 101.2m2
機体重量(自重/全備)13,080kg / 21,000kg
飛行速度(最大)440km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)7,500m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離3,000km
エンジンSNECMA社製 ハーキュリーズ739ピストンエンジン×2基
出力 2,040hp×2
武装武装なし。最大貨物搭載量 7,880kg
乗員数/機体初飛行乗員4〜5名+兵員45名 / 1949年9月10日
備考(各タイプ詳細) N2501:標準生産型。ハーキュリーズ739エンジン搭載。仏空軍等に就役
N2501IS:N2501と同様の機体。イスラエル軍向け
N2501E:翼端にマルボレII補助ジェットエンジンを装備した試験機
N2502:ハーキュリーズ758/759エンジン搭載の改良型
N2503:P&W社製R−2800エンジン搭載の評価用機。N2501改修
N2504:対潜作戦乗員訓練機として仏海軍が導入した機体。N2501Eに準ずる
N2505:対潜作戦機の提案型。製作されず
N2506:侵攻輸送機型。N2504(N2501E)と同じ動力装置を搭載
N2507:救難機型。N2504(N2501E)と同じ動力装置を搭載
N2508:N2503にマルボレIIE補助ジェットを搭載した貨物機型
N2509:計画機の呼称。製作されず
N2510:対潜哨戒機の提案型。製作されず
LAST UPDATE 2001,06,09