GAF N2ノマド

N2 NOMAD , GAF(ex ASTA)

N22B
オーストラリア陸軍航空隊所属のN22Bノマド

 オーストラリアの国営企業である政府航空機工場(GAF)が開発した軽輸送機。第二次大戦中から 同国の主要航空機生産者であったGAFは軍の航空機製造がメインであると思われがちであるが、軍用 としての需要は少ないため民間需要にも応えられるターボプロップSTOL機を開発することにしたの である。
 開発作業は1960年代後半に開始され、1971年には原型機の初飛行に漕ぎ着けた。支柱支持高 翼単葉で翼幅一杯の二重隙間フラップを持つ機体は高いSTOL性を示した。胴体断面は長方形断面を 持ち3車輪式の引き込み脚を装備している。
 1984年の生産完了までに約170機が生産され、約半数が軍用としてオーストラリア軍に納入さ れている。軍では主に軽輸送機として使用しているが、一部の機体は沿岸哨戒にも使用されている。

機体詳細データ(N22B)
寸法(L×W×H/翼面積)12.56×16.52×5.52m / 30.1m2
機体重量(自重/全備)2,150kg / 3,860kg
飛行速度(最大/巡航)不明 / 311km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)6,100m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離1,400km(若干の余裕あり)
エンジンアリスン社製 250−B17Cターボプロップ×2基
出力 420hp×2
武装武装なし(機銃ポッドを装着可能?)
乗員数/機体初飛行乗員2+乗客13名 / 1971年7月23日
備考(各タイプ詳細) N2:当機の総称。愛称はノマド(遊牧民の意)
N22:最初の生産型。12座席モデル
N22B:最終生産型。13座席
N22F:水陸両用のフロート付きモデル。愛称はフロートマスター
N24A:胴体延長モデル。17座席。長胴モデルはN24と呼称される
MISSION MASTER:短胴の軍用モデルの総称
SEARCH MASTER B:沿岸哨戒用の基本モデル。軍用
SEARCH MASTER L:より高度な機器を搭載した沿岸哨戒機
LAST UPDATE 2001,04,30