BAe ニムロッド

NIMROD ,British Aerospace

NIMROD MR.Mk2
英国空軍のニムロッドMR.Mk2哨戒機

 世界初の実用ジェット旅客輸送機である デハビラント・コメットを ベースに造られた海洋哨戒機。ただしエンジンは哨戒飛行のような低速巡航の際に効率の良いターボ ファンエンジンへ換装されている。
 英国空軍がアブロ・シャックルトンの後継機として1965年にコメットの改修機を採用すること を決めたために製作された。現行の機体はMk2型が主流となっているが、これは最初に製造された Mk1型のコンピュータ等をアップグレードした物である。右翼下には夜間の海洋偵察・捜索用にサ ーチライトが装備され、自衛用としてサイドワインダーAAMの搭載も可能である。
 現在も英国空軍の哨戒機として現役であり、現在までに就役した対潜哨戒機の中でも最良の物の一 つに数えられる。近年老朽化が目立ってきたため1996年にニムロッド2000として提案された 規格に機体改修を行うことを決定、エンジンをBMW/RRのBR710に換装しコクピット周りや 電子装備を一新する改修工事に着手している。

機体詳細データ(ニムロッドMR.1)
寸法(L×W×H/翼面積)38.63×35.0×9.08m / 197.0m2
(尾部の感知部を含む全長は39.35m)
機体重量(自重/全備)39,000kg / 87,090kg
飛行速度(最大/巡航)925km/h / 880km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)12,800m
離着陸距離(離陸/着陸)1,463m / 1,615m
航続距離9,262km(空輸時)、航続時間12時間
エンジンロールスロイス社製 RB168−20スペイMk250ターボファン×4基
推力5,507kg×4。機体内燃料容量48,780リットル
武装胴体内に魚雷、爆雷、ハープーン対艦ミサイル等を搭載可能、翼下にサイドワインダーAAM、ロケットポッド、機雷等を搭載可能
乗員数/機体初飛行12名 / 1967年5月23日(試作型HS801)
備考(各タイプ詳細) HS801/802:試作原型機の航空機登録番号。既存旅客機の改造(2機製作)
NIMROD MR.1:生産型(46機製作)
NIMROD MR.2:電子装備を近代化した機体。順次1型を改装
NIMROD MR.2P:2型に空中給油装置を追加したもの
NIMROD AEW.3:空中早期警戒機型の原型機(2機改装)
NIMROD R.3:電子偵察機型(3機製作)
NIMROD 2000:エンジンと電子装備を新型のものに換装した機体。2/2P型を順次改装
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,02,11)