BAe ホーク

HAWK ,British Aerospace

HAWK
アブダビ空軍所属のホークMk63

 英国空軍が使用していた高等ジェット練習機 フォランド・ナットの後継機と して英国航空幕僚部が提示した開発要求ASR397号により開発された機体。HS1182と名付けられ たプロジェクトにより設計開発が行われ、1971年10月に英国空軍と生産契約が締結された。このとき 原型機は生産されず、生産前機1機と最初の生産型5機が試験飛行に使用されることも確定した。
 1973年10月にホークと愛称が付けられた機体は翌年8月に初飛行し、以降英国空軍の高等ジェット 練習機としての地位を現在も保っている。また英国空軍アクロバット飛行チーム「レッド・アローズ」の使 用機体としても世界的に有名である。
 当機は練習機としてだけではなく軽攻撃機としても優秀で世界各国に輸出も行われている。また米国海 軍も当機の優秀性に目を付け、マクダネル・ダグラス社が空母着艦用に改良したT−45ゴスホークを採用し ている。
 また攻撃能力をアップした単座多用途モデルMk200の売り込みもなされており、安価な軽攻撃/軽戦 闘機を欲している国(主に複座型ホークを使用している国)からの受注が少なからず有るようだ。

機体詳細データ(ホークT.Mk1)
寸法(L×W×H/翼面積)11.85×9.39×3.99m / 16.69m2
機体重量(自重/全備)3,573kg / 5,700kg
飛行速度(最大)990km/h(水平飛行)、M1.2(急降下限界)
上昇率(海面上)3,600m/min
上昇限度(実用)15,250m
離着陸距離(離陸/着陸)550m / 488m
航続距離2,092km(内部燃料のみ)、3,138km(増槽使用)
エンジンロールスロイス/チュルボメカ社製 アドーアMk151ターボファン×1基
推力2,359kg 機体内燃料搭載量1,764リットル
武装胴体下に30mmアデン機関砲ポッド(弾数300)、翼下にマトラ・ロケットポッド×2または演習用爆弾架台を搭載可能
乗員数/機体初飛行2名 / 1974年8月21日(生産前機)
備考(各タイプ詳細) HS1182:設計研究の包括名称。この名称を関した原型機は製作されなかった
HAWK T.Mk1:英国空軍向けの機体。(生産前機1機を含む176機製作)
HAWK T.Mk1A:Mk1を改修しサイドワインダーAAM搭載能力を付与した機体
HAWK Mk51:Mk851エンジンを搭載したフィンランド向け輸出機
HAWK Mk52:ケニア向け輸出機。ブレーキパラシュートを装備
HAWK Mk53:インドネシア向け輸出機。Mk52に準ずる
HAWK Mk60:輸出用第二世代。Mk861エンジン搭載。AAM搭載能力付与。ジンバブエ等に輸出
HAWK Mk61:ドバイ向け輸出機。Mk60に準ずる
HAWK Mk62:ベネズエラ向け輸出機。契約取り消しのため製作されず
HAWK Mk63:アブダビ向け輸出機。Mk60に準ずる
HAWK Mk100:Mk871エンジンを搭載した輸出用第三世代。手動空戦フラップ装備
HAWK Mk200:Mk100の発展型。高度なアビオニクスを搭載した単座多用途(軽攻撃)機
HAWK Mk200RDA:Mk200の対空戦闘能力を強化したモデル。単座軽戦闘攻撃機
T-45 GOSHAWK:マクダネル・ダグラス社と提携して製作された米海軍向け機体
LAST UPDATE 2000,11,22(First Up2000,11,19)