グラマン E−2ホークアイ

E-2 HAWKEYE ,Grumman (ex Northrop Grumman)

E-2C
米海軍VAW−114所属のE−2Cホークアイ

 最初から早期警戒機として設計された世界唯一の機体(これ以外の早期警戒機は既存の 機体にレーダー等を搭載したものばかりである)。空母機動部隊上空を飛行し搭載するレ ーダーで近づく脅威を察知し要撃戦闘機を管制するのが主な役目である。
 当機が最初に活躍したのはベトナム戦争であったが、現在でも電子機器の近代化やエン ジンの換装などで第一線にとどまり、21世紀になっても艦隊防空の目として活躍しつづ けるであろうことは間違いない。
 また、空母を持たない日本やイスラエル、エジプト、シンガポールなども当機を導入し て地上基地から運用している(イスラエルでは退役済み)。これは大型の早期警戒機が高 価なためで、対費用効果を考えると妥当なものであろう。なお、当機の生産は1994年 会計年度で終了しているが、後継機の開発が進んでいないため今後も需要に併せて少数の 生産が行われる見込みである。
 なお、当機の機体設計を流用してCOD(艦隊輸送)機である C−2Aグレイハウンドも 製作されている。

機体詳細データ(E−2Cグループ1)
寸法(L×W×H/翼面積)17.55×24.56×5.58m / 65.0m2
機体重量(自重/全備)17,265kg / 24,721kg
飛行速度(最大/巡航)598km/h / 507km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)11,280m
離着陸距離(離陸/着陸)610m / 439m
航続距離2,580km。燃料無補給航続時間6時間
エンジンアリソン社製 T56−A−427ターボプロップ×2基
出力5,912hp。機体内燃料容量6,902リットル
武装武装なし
乗員数/機体初飛行操縦士2名+レーダー要員3名 / 1960年10月21日(E−2A)
備考(各タイプ詳細) W2F-1:原型機。後にE−2Aと改称
E-2A:最初の生産型(原型機含め59機製作)
TE-2A:練習機型としてA型を改修したもの(4機改修)
E-2B:信頼性向上型改良機。A型改修(52機改修)
E-2C(GROUP 0):能力向上型改良機(100機製作)
E-2C(GROUP 1):レーダーとエンジンを換装した機体(18機製作)
E-2C(GROUP 2):電子装備を強化した機体
E-2T:台湾が調達したB型改修中古機の呼称
HAWKEYE 2000:戦域ミサイル防衛(TMD)対処能力を付加した計画機
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,03)