マクダネル・ダグラス C−9

C-9 , McDonnell Douglas

C-9A
米空軍所属のC−9Aナイチンゲール患者輸送機

 米国のマクダネル・ダグラス社(開発当時はダグラス社)が開発した民間市場向け短距離旅客機DC−9を ベースにした輸送機。基本ベースとなったのはシリーズ中最多生産数を誇るDC−9−30型である。
 米空軍に就役したのはC−9Aナイチンゲールと名付けられた患者輸送機とVC−9Cと名付けられた要人 輸送機である。C−9Aナイチンゲールには患者輸送機として機能するため担架等が乗り降りしやすい乗降 口や寝台設備、医療スタッフの搭乗席などが装備されている。VC−9Cは要人輸送機として調度品の整えられ た機内設備を持っている。
 また米国海軍・海兵隊が使用しているC−9BスカイトレインIIは艦隊補給輸送機として海軍基地間や艦隊 根拠地への物資輸送任務に使用されている。また同機体はクウェートにも2機輸出されており同国空軍で輸 送機として使用されている。

機体詳細データ(民間型DC−9−30)
寸法(L×W×H/翼面積)36.36×28.45×8.38m / 93.0m2
機体重量(自重/全備)26,260kg / 48,990kg
飛行速度(最大/巡航)M0.84 / 840km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)11,277m
離着陸距離(離陸/着陸)2,090m / 1,500m
航続距離2,380km(最大荷重時)
エンジンプラット&ホイットニー社製 JT8D−9ターボファン×2基
推力 6,580kg×2  機体内燃料搭載量 13,930リットル
武装武装なし。最大貨物搭載量 13,200kg
乗員数/機体初飛行乗員8名+乗客100名程度 / 1966年8月1日(DC-9-30原型)
備考(各タイプ詳細) DC-9:MD社製短距離旅客機シリーズの呼称。当機のベースとなった
C-9A Nightingale:DC-9-30ベースの患者輸送機。米空軍に就役(21機)
C-9B SKY TRAIN II:-30と-40を組み合わせた輸送機。米海軍・海兵隊で就役(15機)
VC-9C:DC-9-30ベースのVIP輸送機。米空軍特殊任務航空団で就役(3機)
C-9K:クウェートに輸出された機体の呼称。C−9Bと同等
LAST UPDATE 2001,06,02