グラマン C−2グレイハウンド

C-2 GREYHOUND , Grumman

C-2A
米海軍所属のC−2Aグレイハウンド

 航空母艦上から運用する早期警戒機として設計された E−2ホークアイの機体を元に した輸送機。航空母艦と基地間の物資や人員輸送に使用する機体(COD機)であるが、元が早期警戒機の 機体である点が通常とは開発順が逆なので面白い。
 主翼や動力装置などはE−2と同様の物であるが、胴体は貨物搭載のため再設計されており、おむすび 型断面を持つ太いものとなっている。最大搭載量は7.7t(航空母艦からカタパルト発進するときは4. 5tに制限)で、米軍標準の貨物パレット(463L)ならば3枚、 F−4ファントムIIなどに使用 されているJ79エンジンならば2基を胴体後部のランプドアから搭載可能である。
 当初C−2Aの生産は1967年までに17機という少数で終了したのだが、その後COD機としての 後継機に恵まれなかったため米海軍は1982年に再生産を決定、89年までに39機を新造し調達を行 った。この後期生産型は航法装置の改良や空中給油装置の追加などが実施されており、最初に生産された 機体も寿命延長改良の際に後期生産型に準ずる装備へ改修されている。

機体詳細データ(C−2A)
寸法(L×W×H/翼面積)17.32×24.56×4.84m / 65.0m2
機体重量(自重/全備)16,486kg / 26,160kg(空母発進時は24,510kgに制限)
飛行速度(最大/巡航)574km/h / 481km/h
上昇率(海面上)796m/min
上昇限度(実用)10,210m
離着陸距離(離陸/着陸)932m / 不明
航続距離1,926km(最大荷重)、3,333km(空輸時)
エンジンアリソン社製 T56−A−426ターボプロップ×2基
出力 4,910hp×2  機体内燃料搭載量 6,900リットル
武装武装なし。最大貨物搭載量 7,700kg
乗員数/機体初飛行2名 / 1964年11月13日(YC−2A)
備考(各タイプ詳細) YC-2A:原型機の呼称(2機)
C-2A:生産型の呼称(17機+再生産調達39機)
LAST UPDATE 2001,05,01