BAe ブルドッグ

BULLDOG , British Aerospace

Bulldog
マレーシア空軍所属のブルドッグ102初等練習機

 英国の航空機メーカーであるビーグル社が自社の練習機バップの発展型として開発を始めた機体。ビーグル 社は原型1号機の初飛行を成功させたものの、1970年早々に破産してしまい未完成だった原型2号機につい てはスコティッシュ・アビエーション社(現在はBAe社のスコティッシュ部門として吸収)に引き継がれた。
 スコティッシュ社が当機の生産を引き継ぐ直前に、ビーグル社はスウェーデン政府より78機の発注を受けて いたためスコティッシュ社がこの機体をモデル101として生産した。生産型は並列複座配置の操縦席となっ ているが操縦席の後ろに1名分の補助座席を搭載することも可能である。
 最初の生産型であるモデル100シリーズに次いで改良型であるモデル120シリーズが開発されると、 英国空軍をはじめ世界各国に初等練習機として多数が納入された。1976年には更なる改良型であるモデル2 00が開発された。この機体は引き込み脚を装備しており多くの改良点を盛り込んでいたが生産には移されな かった。
 各国では初等練習機として使用されているが翼下4箇所にパイロンを取り付けて最大290kgまでの兵装搭 載も可能となっているため、兵装訓練や軽攻撃任務にも使用できる。

機体詳細データ(ブルドッグ120シリーズ)
寸法(L×W×H/翼面積)7.09×10.06×2.28m / 12.02m2
機体重量(自重/全備)649kg / 1,066kg
飛行速度(最大/巡航)241km/h / 195km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)4,875m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離999km(最大燃料)
エンジンアブコ・ライカミング社製 IO−360A1B6水平対向ピストンエンジン×1基
出力 200hp
武装武装なし
乗員数/機体初飛行2〜3名 / 1969年5月19日(原型1号機)
備考(各タイプ詳細) BULLDOG原型:原型機。1号機はビーグル社、2号機はスコティッシュ社が制作(2機)
MODEL101:スウェーデン向け機体(陸軍20、空軍58)
MODEL102:マレーシア向け機体(15機)
MODEL103:ケニア向け機体(5機)
BULLDOG T.Mk1:英国空軍向け機体。モデル104及びモデル121(130機)
MODEL122:ガーナ向け機体(13機)
MODEL123:ナイジェリア向け機体(32機)
MODEL125:ヨルダン向け機体(13機)
MODEL126:レバノン向け機体(6機)
MODEL127:ケニア向け機体(6機)
MODEL128:香港向け機体(2機)
MODEL200:モデル120シリーズとは異なった改良点を持つ機体。生産されず
LAST UPDATE 2001,02,24