アントノフ An−22アンチス

An-22 ANTEUS ,Antonov

An-22
アフガニスタン、カブール空港における旧ソビエト軍のAn−22

 ソビエトが開発した世界最大のターボプロップ輸送機。1962年頃から開発に着手したが米国 のC−5のような大推力のターボフ ァンエンジン開発が遅れたため、ターボプロップ機として製造が開始された。
 ツポレフTu−95"ベア"爆撃機と 同様の二重反転プロペラを採用し低いプロペラ回転で高速力を発揮するように設計されているが、 エンジンとプロペラの組み合わせが悪いのか稼働率が低く、1974年に総製造数100機未満で 製造はうち切られた。現在では製造機の約半分が空軍とアエロフロート航空によって運用されている。
 ソビエトにおいて名付けられた愛称「アンチス」はギリシャ神話の巨神アンティオスのことであ る。NATOコードは"コック(COCK)"(蛇口の意だが卑語として男根という意味もある)と名付け られた。

機体詳細データ(An−22)
寸法(L×W×H/翼面積)57.9×64.4×12.53m / 345m2
機体重量(自重/全備)114,000kg / 250,000kg
飛行速度(最大/巡航)740km/h / 560〜640km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)不明
離着陸距離(離陸/着陸)1,300m / 800m
航続距離10,950km(荷重45,000kg)、5,000km(最大荷重)
エンジンクズネツォフ設計局製 NK−12MAターボプロップ×4基
出力15,000hp×4。機体内燃料容量43,000kg
武装武装なし。最大貨物搭載量80,000kg
乗員数/機体初飛行乗員5〜6名 / 1965年2月27日(原型機)
備考(各タイプ詳細) An-22:生産タイプ。派生型として大型重量物輸送用改造機がある
LAST UPDATE 2000,11,22(FirstUp 2000,01,08)