ベリエフ/イリューシン A−50”メインステイ”

A-50 "MAINSTAY" ,Beriev(ex Sukhoi)/Ilyushin

A-50
旧ソビエト空軍のA−50”メインステイ”

 旧ソビエトのベストセラー重輸送機Il−76をベースに した早期警戒機。米国の早期警戒機E−3セントリーがボーイ ング707旅客機をベースにしたのと同様に機体容積の大きい輸送機が利用されている。なお搭載する電子シス テムの統合はベリエフ設計局(現在はスホーイに吸収された)が行っている。
 搭載されているレーダーシステムはシュメーリ(マルハナバチの意)と名付けられたもので、当機採用以前に使用 されていた早期警戒機Tu−126"モス"に搭載されて いたリアーナ(蔓の意)よりも格段に進化したもののようである。能力的には低空目標なら200km、高空目標 なら300kmの距離から探知可能であるとされ、米軍のE−3とほぼ同等であると言われる。ただし、搭載する 電子機器はE−3の1.5倍の重量があるので搭乗員の居住性は良くないそうだ。
 1984年に部隊配備が開始され、現在のロシア空軍には15機程度が配備されているようだ。

機体詳細データ(A−50)
寸法(L×W×H/翼面積)46.59×50.50×14.76m / 300.00m2
機体重量(自重/全備)105,000kg / 195,000kg
飛行速度(最大/巡航)不明 / 700km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)13,000m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離基地から1,000km進出した地点で4時間の警戒飛行が可能
エンジンソロビヨフ設計局(現アビアドビゲーテル)製 D−30KPターボファン×4基
推力 12,000kg×4
武装武装なし
乗員数/機体初飛行乗員3〜4名+操作員10名程度 / 1978年12月19日(原型機)
備考(各タイプ詳細) A-50:原型機および最初の生産型
A-50M:シュメーリ2システムを搭載した能力向上型
A-50U:シュメーリMシステムを搭載した能力向上型
LAST UPDATE 2000,11,23