ブレゲー タオン

TAON ,Breguet

Taon
タオン原型1号機

 1953年にNATOが示した新型軽戦術支援機(攻撃戦闘機)の仕様に基づいて仏ブレゲー社が 製作した機体。後退角のついた主翼を持つ中翼単葉機で、胴体部分は面積法則(エリアルール)が適 用されていた。また主脚は未舗装の滑走路から離着陸が可能なよう設計されている。
 当機は設計審査に勝ち残り原型3機の発注を得ることが出来たのだが、伊フィアット社(後のアエ リタリア)が製作したG91との 比較にて僅差で破れ、どこの国も採用しなかったため2機が製作された時点で開発は中止された。
 空力的に洗練された原型2号機は1958年に1,000km周回コースで1,046.65km /hの国際速度記録を達成するなど高速性能の優秀さをうかがわせる機体だっただけに、制式採用さ れなかったのが惜しく思われる。

機体詳細データ(ブレゲー1001タオン:一部計画値)
寸法(L×W×H/翼面積)11.68×6.80×3.70m / 14.70m2
機体重量(自重/全備)不明 / 5,000kg
飛行速度(最大/巡航)1,194km/h / 不明 
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)不明
離着陸距離(離陸/着陸)不明 / 不明
航続距離不明
エンジンブリストル社製 オーフュースBOr.3ターボジェット×1基
推力 2,200kg 機体内燃料搭載量 不明
武装12.7mm機銃×4を予定
乗員数/機体初飛行1名 / 1957年7月26日(原型1号機)
備考(各タイプ詳細) Breguet 1001 Taon:原型機に付けられた名称。タオン(虻)は愛称。2機製作
Breguet 1002:タオンに空対空ミサイルを搭載した迎撃機型原型の仮称
Breguet 1003:生産型タオンの仮称。A/B付きBOr.12エンジン(推力3,706kg)搭載予定
LAST UPDATE 2006,10,11