ミコヤン・グレビッチ MiG−27”フロッガー”

MiG-27 "FLOGGER" ,Mikoyan-Gurevich(ex MAPO)

MiG-27
旧ソビエト空軍所属のMiG−27”フロッガーD”

 旧ソビエト空軍(V−VS)およびワルシャワ条約軍が使用する新型戦闘機として設計された可変翼戦闘機 MiG−23の派生型として 開発された対地攻撃機。MiG−23シリーズのうちMiG−23Bの流れを汲むこの機体は可変翼機構など はそのままであるが、対空戦闘に必要だった大型レーダーを撤去したため機首形状が円錐形から縦につぶれた 『アヒルのくちばし』型に変わっている。また空気取り入れ口も可変式から固定式へ変更された。
 1975年頃から部隊配備が始まった当機は、その後立て続けに改良型が開発され旧ソビエトおよび東側諸 国のベストセラーとなったのである(およそ1,000機ほどが生産されたらしい)。またインドではHAL (ヒンダスタン)社によってライセンス生産が行われ、バハドゥールと名付けられた改良型機体がインド空軍 に就役している。

機体詳細データ(MiG−27M”フロッガーJ”)
寸法(L×W×H/翼面積)16.0×14.25×4.50m / 27.25m2
(全幅および翼面積は主翼後退角最小時の数値)
機体重量(自重/全備)10,790kg / 20,100kg
飛行速度(最大/巡航)M1.7(高空)、M1.1(低空)
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)16,000m
離着陸距離(離陸/着陸)約800m / 不明
航続距離2,500km(増槽使用、空輸時)、戦闘行動半径700km(H−L−H)
エンジンツマンスキー設計局製 R−29−300ターボジェット×2基
推力 11,500kg×2(A/B)  機体内燃料搭載量 5,750リットル
武装23mm6砲身機関砲×1(弾数700)、胴体下および翼下にAS−14対地ミサイル×2、500kg通常爆弾×4、250kg破片爆弾×10、TN−1200戦術核爆弾×2、増加燃料タンクなど最大4,000kgの兵装を搭載可能
乗員数/機体初飛行1名 / 1972年?
備考(各タイプ詳細) MiG-27:最初の対地攻撃専用型生産機。フロッガーD
MiG-23BM:MiG−23と27の長所を組み合わせた戦闘/爆撃兼用型
MiG-23BN:BM型に似ているが機首にミサイル誘導用機器を備えた型
MiG-27M:MiG-27の改良型。機首にセンサー類を搭載、主翼付け根を延長。フロッガーJ
MiG-27K:資料によってはKR型とも呼ばれるECM装備を充実したM型改良型。フロッガーJ2
Bahadur:インドのHAL社でライセンス生産された機体の呼称。MiG-27MLとも呼ばれる
LAST UPDATE 2000,12,14