GD/グラマン EF−111レイブン

EF-111 RAVEN ,General Dynamics(ex Lockheed Martin)/Grumman(ex Northrop Grumman)

EF-111
米空軍第390ECS所属のEF−111A

 米空軍が航空作戦を支援する電子妨害機として開発した機体。戦闘攻撃機 F−111の機体設計を流用し数々の電子 戦用装備を搭載する。超音速機の機体を流用しているため当機も超音速飛行が可能であり、空気抵抗を減じ るために電子センサーポッドや送受信アンテナ等は胴体内の爆弾倉や尾翼先端や胴体下部の整形部に収納し ている。なお、元になった機体F−111はジェネラルダイナミクス社が開発したものであるが当機の電子 システム統合はグラマン社が主契約社として実施した。
 米海軍のEA−6Bと同様の任務をこな すが、乗員がEA−6Bの半分と少ないため電子戦士官一人でも操作できるALQ−99E電子妨害装置を 搭載した。この妨害装置により敵レーダー網を攪乱し、その隙にワイルドウィーゼル機が敵防空陣地を破壊 するという戦法はその有効性を1991年の湾岸戦争でも示し、今後も米軍の航空作戦の中心として活用さ れるであろう。

機体詳細データ(EF−111A)
寸法(L×W×H/翼面積)23.16×19.20×6.10m / 48.77m2
(全幅および翼面積は可変主翼前進時の数値)
機体重量(自重/全備)25,070kg / 40,350kg
飛行速度(最大/巡航)2,272km/h / 約800km/h
上昇率(海面上)1,006m/min
上昇限度(実用/限界)13,715m
離着陸距離(離陸/着陸)1,349m / 不明
航続距離2,990km(最大荷重時)
エンジンプラット&ホイットニー社製 TF30−P−3ターボファン×2基
推力8,391kg×2(A/B) 機体内燃料搭載量14,740kg
武装通常は固定武装なし。AGM−88空対地ミサイル搭載も検討
乗員数/機体初飛行2名 / 1975年12月15日(原型機)
備考(各タイプ詳細) EF-111A:F−111A改装の原型機および生産型
LAST UPDATE 2000,11,22(First Up 2000,11,19)