ブリストル ブリガンド

BRIGAND ,Bristol

Brigand B.Mk1
英国空軍のブリガンドB.Mk1軽爆撃機

 重戦闘機としてだけでなく攻撃や雷撃にも使えた優秀な機体 ブリストル・ボーファイターの 後継機(沿岸航空隊向け)として英航空省が出した仕様書H.7/42を受けてブリストル社が開発した機体。
 2,000馬力を超える出力を発揮するセントーラスエンジンを搭載し、ボーファイターと同等の武装を搭 載したにもかかわらず、100km/hも優速な当機は1943年に発注が行われ、翌年末に原型1号機が初 飛行したが、初期生産機の納入は大戦終結後になってしまった。
 第二次大戦終結により沿岸攻撃機(日本海軍風に言えば陸上攻撃機)の出番は無くなってしまったため、ブリガ ンドはマレー半島で使用する軽爆撃機として再出発することになり、改修の後1949年からマレー半島やビ ルマなどでゲリラ鎮圧任務に従事した。また1950年からはレーダー練習機型の納入も開始され、1958 年に退役するまでに約600人のレーダー操作員を育成している。当機が引退した跡を継いだのはジェットエ ンジン搭載のキャンベラだったため、 当機は英国空軍最後のレシプロ攻撃機となった。

機体詳細データ(ブリガンドB.Mk1)
寸法(L×W×H/翼面積)14.15×22.05×5.33m / 66.70m2
機体重量(自重/全備)11,611kg / 17,690kg
飛行速度(最大/巡航)576km/h(高度4,875m) / 501km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)7,925m / 不明
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離4,506km(増槽使用)
エンジンブリストル社製 セントーラス57星形空冷ピストンエンジン×2基
出力 2,470hp×2
武装機首に20mm機関砲×4、翼下に907kgまでの爆弾もしくはロケット弾
乗員数/機体初飛行3名 / 1944年12月4日(TF.Mk1原型)
備考(各タイプ詳細) Bristol Type164:当機のメーカー総称。名称はBrigand
Brigand TF.Mk1:当初の沿岸攻撃機モデル。胴体下に航空魚雷×1、後方機銃搭載
Brigand B.Mk1:TF.Mk1改修の軽爆撃機モデル。主翼下に武装搭載点を追加。後方機銃廃止
Brigand Met.3:非武装の気象偵察機型
Brigand T.Mk4:レーダー練習機型。機上迎撃レーダー操作員訓練用
Brigand T.Mk5:T.Mk4と異なるレーダーを搭載したモデル。B.Mk1とT.Mk4を改修
LAST UPDATE 2006,10,13