マーチン AM−1モーラー

AM-1 MAULER , Martin

AM-1
原型機XBTM−1

 第二次大戦初期の実戦経験を生かして米海軍が要求した新型艦上攻撃機の開発プランにマーチン社が提出 した設計から生み出された機体。同様の提案としては カーチス社のXBT2Cや ダグラス社のAD−1スカイレーダーが ある。
 1944年8月に初飛行した原型機はそれなりの性能を示し、米海軍からAM−1モーラー(打ち叩く者 という意)の名称が与えられ750機の生産発注を受けた。しかし、生産型1号機が完成したのは1946 年12月と遅れ、第二次大戦の終結により1949年の生産終了までに149機が生産されただけに終わっ てしまった。
 1948年から部隊配備が開始されたが、第一線任務に従事する事はなく生産が終了した時点で全機が海 軍予備飛行隊へと配属替えされてしまっている。

機体詳細データ(AM−1)
寸法(L×W×H/翼面積)12.55×15.24×5.13m / 46.08m2
機体重量(自重/全備)6,580kg / 10,600kg
飛行速度(最大)591km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)9,300m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離2,900km
エンジンプラット&ホイットニー社製 R-4360-4W ピストンエンジン×1基(出力2,975hp)
武装20mm機関砲×4、最大2,040kgまでの投下兵装
乗員数/機体初飛行1名 / 1944年8月26日(XBTM−1)
備考(各タイプ詳細) XBTM-1:原型機の名称。P&W R-4360-4エンジン(3,000hp)搭載(2機)
AM-1:生産型の単座雷爆撃機呼称(132機)
AM-1Q:電子妨害装置を搭載した電子妨害機モデル(17機)
LAST UPDATE 2010,11,03(First 2002,02,16)