グラマン AF−2ガーディアン

AF-2 GUARDIAN , Grumman

AF-2
米海軍所属のAF−2(手前がAF−2W、奥がAF−2S)

 第二次大戦中に活躍したグラマン社の艦上攻撃機 TBFアベンジャーの後継として 開発が開始された機体。1943年に開発が始まったものの重量過多から一時計画は放棄されたが、194 5年2月にG−70原型機として再スタートをした。
 当初海軍ではXTB3Fと名付けられた原型にはレシプロエンジンと補助用としてのジェットエンジンが 装備されていたが、ジェットエンジンは飛行試験時に一度も使用されないまま撤去されている。また、制作 中に軍の要求として対潜機としても役割を果たせるように希望されたため、制作中だった原型2機をハンタ ー/キラー(捜索機/攻撃機)の組み合わせに改修することになった。ハンター/キラーとは大型捜索レー ダーを搭載したハンター(捜索機)が敵潜水艦を発見し武装を搭載したキラー(攻撃機)が目標を攻撃する 2機1組が基本となるものである。
 1950年から捜索型AF−2W、攻撃型AF−2Sの組み合わせで部隊配備が始まったものの、実戦部 隊での寿命は非常に短く、S−2トラッカーの 配備が開始されると、瞬く間にその地位を取って代わられることになったのである。

機体詳細データ(AF−2S:攻撃型)
寸法(L×W×H/翼面積)13.21×18.49×4.93m / 52.02m2
機体重量(自重/全備)6,610kg / 11,600kg
飛行速度(最大)510km/h(4,880m)
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)9,900m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離2,400km
エンジンプラット&ホイットニー社製 R-2800-48W 星形空冷ピストンエンジン×1基
出力 2,400hp
武装機内爆弾倉に1,800kgまでの兵装、翼下にロケット弾×6または爆雷を搭載可能
乗員数/機体初飛行2名 / 1946年12月18日(XTB3F)
備考(各タイプ詳細) XTB3F:原型機の呼称。それぞれ装備エンジンが異なる(3機)
AF-2F:武装搭載型の呼称。複座攻撃機(193機)
AF-2W:捜索型の呼称。4座非武装で胴体下に捜索レーダーを搭載(153機)
AF-3S:改良型武装搭載機。AF−2Sに対潜機器を追加したもの(40機)
LAST UPDATE 2001,05,01