ヤコブレフ Yak−23”フローラ”

Yak-23 "FLORA" , Yakovlev

Yak-23
旧ソビエト空軍所属のYak−23

 第二次大戦が終結して、世界中の大手航空機メーカーがジェット戦闘機の研究を行っているころ 旧ソビエトのヤコブレフ設計局も例に漏れず何種類ものジェット試作機を試験していた。その中で も実用段階に近づいたYak−15をベースにして、ミコヤン設計局が開発したジェット戦闘機 MiG−15の支援 機を開発することが重要視されるようになった。
 これにより数種類の原型機が作られたが、すべて試作戦闘機の域を出るものはなかったが、最初 から生産を目的に設計されたYak−23だけは無事生産ラインに乗せることができた。
 Yak−23はそれまでの試作機Yak−15やYak−17などで使用した胴体配置を踏襲し た応力外皮構造を採用し、前部胴体が容易に分離できるなど整備の容易さを念頭に置いた設計がな されている。エンジンは胴体下部に搭載されている。
 最終的に300機以上が生産され、その多くは旧ソビエトと同盟関係にあった東欧諸国へ配備さ れている。練習機として複座型も生産されているが、その生産数はごく少ない。

機体詳細データ(Yak−23)
寸法(L×W×H/翼面積)8.12×8.73m×不明 / 13.5m2 (全高はデータ無し)
機体重量(自重/全備)2,000kg / 3,040kg
飛行速度(最大)980km/h
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)14,800m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離1,200km(増槽使用)
エンジンクリモフ設計局(?)製 RD−500ターボジェット×1基
推力 1,590kg
武装23mm機関砲×2、翼下に60kg爆弾×2または増加燃料タンクを搭載可能
乗員数/機体初飛行1名 / 1947年7月17日
備考(各タイプ詳細) Yak-23:原型機を含む生産型呼称。単座戦闘機
Yak-23UTI:複座型練習機。ごく少数を生産
S-101:チェコスロバキアにおける当機の呼称
LAST UPDATE 2001,06,24