ロッキード・マーチン JSF/X−35

JSF/X-35 , Lockheed Martin

X-35A
飛行試験中のX−35A原型機

 米空軍・海軍・海兵隊の3軍で使用する戦闘機を同じ基本設計でまかなおうとする野心的なJSF (Joint St rike Fighter:統合攻撃戦闘機)計画の試作機としてロッキード・マーチン社が開発中の 機体(JSF計画については ボーイングX−32の 項を参照のこと)。
 ロッキード・マーチン社案は F−22に似た形状をし ており、台形の主翼と2枚の水平尾翼を持っている。推力偏向式のメインノズルはロシアのヤコブレ フが開発した技術 (Yak−141の 推力偏向ノズルの発展型)を導入していることも特筆に値する。
 搭載エンジンはボーイング社案と同様P&W社製F119エンジンの発展型を搭載する予定だが、G E社製F120エンジン搭載も検討対象となっている。
 空軍型のX−35A、リフトファンを搭載したSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)の海兵隊型X− 35B、主翼面積を広く取った海軍型X−35Cの3種類が原型として製造され、ボーイングX−32と 共に評価試験を実施していくこととなる。

機体詳細データ(実用型計画値)
寸法(L×W×H/翼面積)15.48×10.97×4.48m / 38.3 or 55.7m2
(翼面積は空軍・海兵隊型と海軍型で異なる。海軍仕様の方が大きい)
機体重量(自重/全備)9,980〜10,890kg / 22,680kg
飛行速度(最大/巡航)M1.6
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)不明
離着陸距離(離陸/着陸)不明(海兵隊型はSTOVLが可能)
航続距離戦闘行動半径1,100km以上
エンジンプラット&ホイットニー社製 F119ターボファン発展型×1
推力等 不明
武装27mm機関砲×1(空軍型のみ)、兵装搭載量5,900kg(海兵隊型)、7,700kg(空軍・海軍型)
乗員数/機体初飛行1名 / 2000年10月24日(X−35A)
備考(各タイプ詳細) X-35A:空軍仕様の原型機。27mm機関砲装備
X-35B:海兵隊および英海軍仕様の原型機。リフトファンを搭載
X-35C:海軍仕様の原型機。主翼面積を拡大している
LAST UPDATE 2001,01,15