ホーカー ハンター

HUNTER ,Hawker

HUNTER
スイス空軍のハンターF.Mk58

 英国最初の後退翼迎撃戦闘機として構想された機体で、敏速性に優れ高々度飛行が可能な機体として設計された。 敵性の爆撃機迎撃が主任務であるため大型爆撃機に対抗できる強力な武装を搭載できたが、大陸間弾道ミサイルの 発達による爆撃機迎撃戦略の見直しから就役期間は短いものだった。
 迎撃任務が不要になった後は地上攻撃機として大成し、空対地ミサイルや収束爆弾、ロケットポッドなどを搭載 しての攻撃任務に従事している。
 海外セールスも好調で、ヨーロッパ・アフリカをはじめ中南米や中東諸国へ納入されている。英国本国では空軍 の他に海軍も使用し、戦闘操縦訓練や仮想敵機の役目を果たした。なお英国では1980年代に第一線を退いてい るが、第三世界では現在も当機を主力として扱っている国もある。

機体詳細データ(ハンターFGA.Mk9)
寸法(L×W×H/翼面積)13.98×10.26×4.01m / 32.42m2
機体重量(自重/全備)6,532kg / 11,158kg
飛行速度(最大)1,130km/h
上昇率(海面上)5,243m/min
上昇限度(実用)15,850m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離1,850km(増槽使用)、713km(最大搭載戦闘半径)
エンジンロールスロイス社製 エーボンMk207ターボジェット×1基
推力4,600kg 機体内燃料搭載量1,426kg
武装アデン30mm機関砲×4(各弾数150)、翼下にAIM−9サイドワインダー、AGM−65マベリック、マトラSENBロケットポッド、燃料増槽等を搭載可能
乗員数/機体初飛行1名(単座型)、2名(複座型) / 1951年7月20日(原型機)
備考(各タイプ詳細) P.1067:原型機の開発番号(3機製作)
HUNTER F.Mk1:エーボンMk113エンジン搭載の迎撃機型
HUNTER F.Mk2:サファイアMk101エンジン搭載の迎撃機型
HUNTER Mk3:速度記録用に改造された機体。原型機1機を改修
HUNTER F.Mk4:迎撃機型の主要生産タイプ。エーボンMk113または115エンジン搭載
HUNTER F.Mk5:F.Mk4にサファイアMk101エンジンを搭載した機体
HUNTER F.Mk6:エーボンMk203エンジンを搭載した迎撃機型
HUNTER T.Mk7:F.Mk4を基礎にした複座練習機型
HUNTER T.Mk8:英国海軍向けの複座練習機型。尾部拘束フックなどを搭載
HUNTER T.Mk8Mハリアーのレーダー を搭載した英海軍向け複座練習機型
HUNTER FGA.Mk9:F.Mk6を改装した対地攻撃機型
HUNTER FR.Mk10:F.Mk6を改装した偵察機型
HUNTER GA.Mk11:F.Mk4を改装した英海軍向け単座練習機型
HUNTER PR.Mk11:GA.Mk11を改装した偵察機型
HUNTER T.Mk12:高速迎撃機TSR2の電子機器を搭載した複座練習機型。計画機のみ
HUNTER F.Mk50:スウェーデン向け輸出機。Mk4準拠。スウェーデン呼称はJ34(120機)
HUNTER F.Mk51:デンマーク向け輸出機。Mk4準拠(30機)
HUNTER F.Mk52:ペルー向け輸出機。英空軍F.Mk4の中古機(16機輸出)
HUNTER F.Mk53:デンマーク向け輸出機。Mk7準拠(2機)
HUNTER F.Mk56:インド向け輸出機。Mk6にドラグシュートを追加(160機)
HUNTER F.Mk56A:インド向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FGA.Mk57:クウェート向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER F.Mk58:スイス向け輸出機。Mk6にドラグシュートを追加(100機)
HUNTER F.Mk58A:スイス向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FGA.Mk59:イラク向け輸出機。Mk9準拠。ロット違いでMk59A及びMk59Bも存在
HUNTER F.Mk60:サウジアラビア向け輸出機。Mk6準拠
HUNTER T.Mk62:ペルー向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER T.Mk66:インド向け輸出機。Mk7のエーボン200エンジン搭載型
HUNTER T.Mk66B:ヨルダン向け輸出機。Mk66と同様の機体
HUNTER T.Mk66C:レバノン向け輸出機。Mk66と同様の機体
HUNTER T.Mk66D:インド向け輸出機。Mk66のロット違い。同様のMk66Eも存在
HUNTER T.Mk67:クウェート向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER T.Mk68:スイス向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER T.Mk69:イラク向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER T.Mk70:サウジアラビア向け輸出機。Mk7準拠。非公式な呼称である
HUNTER FGA.Mk70:レバノン向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FGA.Mk71:チリ向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FR.Mk71A:チリ向け輸出機。Mk10準拠
HUNTER T.Mk72:チリ向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER FGA.Mk73:ヨルダン向け輸出機。Mk9準拠。後にオマーンへ移籍
HUNTER FGA.Mk73A:Mk73のロット違い。同様にMk73Bも存在。後にオマーンへ移籍
HUNTER FGA.Mk74:シンガポール向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FR.Mk74A:シンガポール向け輸出機。Mk10準拠。ロット違いのMk74Bも存在
HUNTER T.Mk75:シンガポール向け輸出機。Mk7準拠。ロット違いのMk75Aも存在
HUNTER FGA.Mk76:アブダビ向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER FR.Mk76A:アブダビ向け輸出機。Mk10準拠
HUNTER T.Mk77:アブダビ向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER FGA.Mk78:カタール向け輸出機。Mk9準拠
HUNTER T.Mk79:カタール向け輸出機。Mk7準拠
HUNTER FGA.Mk80:ケニア向け輸出機。Mk9準拠。一部は後にジンバブエへ移籍
HUNTER T.Mk81:ケニア向け輸出機。Mk7準拠
LAST UPDATE 2005,03,10(First Up2000,11,18)