ヴォート F−8クルセーダー

F-8 CRUSADER ,Vought

F-8
米海軍所属のRF−8G

 1952年に米国海軍が提示した超音速制空戦闘機の要求書に答えてボート社が設計し た戦闘機。
 高翼配置の主翼部付け根が可動し、取り付け角を変化させることにより低速度時の操縦 性を良くしている。米海軍への納入は1957年に始まり、原型機契約から4年という短 い期間で量産機が配備されたことは現代ジェット戦闘機として特筆に値する。
 航空母艦搭載の艦上制空戦闘機としてベトナム戦争で活躍したが、現在は全機退役して いる。なお偵察機型のRF−8は1980年代中頃まで現役であった。
 米国以外にはフランス海軍が空母艦載機として運用した他、フィリピン空軍などでも地 上基地から運用された。

機体詳細データ(寸法などはF−8Eのもの)
寸法(L×W×H/翼面積)16.61×10.72×4.8m / 32.52m2
機体重量(自重/全備)不明 / 15,400kg
飛行速度(最大)M1.8(高度12,200m)
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用)17,700m
離着陸距離(離陸/着陸)不明
航続距離1,600km
エンジンプラット&ホイットニー社製 J57−P−20Aターボジェット×1基
推力8,200kg(アフターバーナー使用時)
武装コルト・ブローニング20mm機関砲×4。翼下にAIM−9サイドワインダー×4、ロケットポッド、907kg爆弾×2等を選択搭載可能
乗員数/機体初飛行1名 / 1955年3月25日(原型機XF−8A)
備考(各タイプ詳細) XF8U-1:非武装原型機。後にXF−8Aと改称(2機製作)
F8U-1:最初の生産型。後にF−8Aと改称(318機製作)
YF8U-1:開発試験に使用したF−8Aの名称。後にYF−8Aと改称
F8U-1E:F−8Aの限定全天候能力改良型。後にF−8Bと改称(130機製作)
YF8U-1E:F8U−1E原型機として改修されたF−8Aの名称。後にYF−8Bと改称
DF-8U-1D:無人機司令機に改修されたF−8Aの名称。後にDF−8Aと改称
F8U-1KD:無人標的機に改修されたF−8Aの名称。後にQF−8Aと改称
YF8U-1P:写真偵察型原型機に改修されたF−8A。後にYRF−8Aと改称
F8U-1P:F−8Aから武装を撤去した写真偵察改修型。後にRF−8Aと改称
YF8U-2:エンジンを換装した改良型原型。F−8A改修。後にXF−8Cと改称
F8U-2:F−8Aのエンジンを換装した改良型。後にF−8Cと改称(187機製作)
YF8U-2N:F−8D原型として改修されたF−8C。後にYF−8Dと改称
F8U-2N:F−8Cの改良モデル。後にF−8Dと改称(152機製作)
XF8U-2NE:F−8A改良型原型。後に複座型原型XF8U−1Tへ改修
F8U-2NE:改良生産型。後にF−8Eと改称(286機製作)
XF8U-1T:複座練習機型の原型として改修されたXF8U−2NEの名称。
F8U-3:再設計モデル。F−4(F4H)との競争試作機(5機製作)
F-8E(FN):フランス海軍向けに改良されたE型(48機製作)
DF-8F:F−8Aを改修した無線機司令機。DF−8Aの性能向上型
RF-8G:RF−8Aを性能向上改修した機体の名称
※他にも性能向上のために改修した機体はそれぞれ下記のように改称されている。
D型改修=F-8H、E型改修=F-8J、C型改修=F-8K、B型改修=F-8L
LAST UPDATE 2000,11,22(First Up 2000,01,07)