ジェネラルダイナミクス F−16ファイティングファルコン

F-16 FIGHTINGFALCON ,General Dynamics(ex Lockheed Martin)

F-16A
米空軍TFW−8所属のF−16A

 1970年代初めに米空軍が出したLWF(軽量戦闘機)計画にて製作され、後に採用された機体。
 計画では空戦戦闘機として十分実用に供することができると判断されたが、現在では空中戦闘任務以外に 精密爆撃やワイルドウィーゼル(対レーダーサイト攻撃)任務など攻撃機としても重用されている。
 現在、配備されている機体は火器管制システムやエンジンを強化したC/D型が主であり、以前に調達さ れたA/B型も順次C/D型に改装されている。なお、最新の機体ではエンジンにプラット&ホイットニー F100−PW−200系列の物を搭載したものもあり、電子装備の更新など小改修も絶え間なく行われて いる。これらのバージョン違いは「ブロック」番号で表されており、最新のバージョンはブロック50/5 2である。
 また、世界各国へのセールスも順調で十数カ国から1,000機以上の発注を得ている。さらに航空自衛 隊のF−2支援戦闘機や 台湾の経国戦闘機、韓国が計 画しているKTX−2攻撃/練習機などの開発設計に大きな影響を与えた機体でもある。

機体詳細データ(寸法等はF−16Cブロック50のもの)
寸法(L×W×H/翼面積)15.03×10.0×5.09m / 27.9m2(全幅は翼端にAAM装備時の寸法)
機体重量(自重/全備)8,627kg / 19,187kg
飛行速度(最大)M2.0以上
上昇率(海面上)不明
上昇限度(実用/限界)15,240m / 18,000m以上
離着陸距離(離陸/着陸)360m / 760m
航続距離3,890km(増槽使用)
エンジンジェネラルエレクトリック社製 F110−GE−129ターボファン×1基
推力13,154kg(アフターバーナー使用時)。機体内燃料容量4,060リットル
武装20mmM61A1バルカン砲×1基(弾数511)。翼端及び翼下の取り付け部にAIM−7スパロー×2、AIM−9サイドワインダー×2、AIM−120アムラーム×2、爆弾等最大5,443kgを選択搭載可能
乗員数/機体初飛行1名(単座型)、2名(複座型) / 1974年2月2日(YF−16)
備考(各タイプ詳細) YF-16:原型機。YF−17との競争試作機(2機製作)
YF-16A:全般飛行認定試験用の機体(6機製作)
YF-16B:二重操縦装置付きのYF−16A派生型
F-16A:最初の量産モデル
F-16B:A型の複座型
F-16C:A型の改良型。ブロック20/25以降の機体を指す
F-16D:C型の複座型
F-16/79:低価格輸出用モデル機。GD社の社内計画機である
F-16/101:YF−16のエンジンを換装した飛行適合性研究機
YF-16/CCV:CCV(操縦性優先形態)研究機として改修されたYF−16
F-16/AFTI:AFTI(新型戦闘機技術統合)研究機として改修されたYF−16A
F-16XL:会社資金による研究機。複合素材のクランクドアロー翼機
F-16CJ(DJ):ブロック50以降のC/D型機体の非公式名称
NF-16D:可変安定性飛行研究機として改修されたF−16D
LAST UPDATE 2000,11,21 (First Up 2000,01,08)