マクダネル・ダグラス F−15イーグル

F-15 EAGLE ,McDonnell Douglas(ex Boeing)

F-15J
航空自衛隊第204飛行隊(百里基地)所属のF−15J

 1960年代後半にソビエトが公開した戦闘機群に対抗するために開発された全天候型制空戦闘機。 構造重量のうち4分の1以上をチタニウム合金製とすることで軽量化を図っており、大推力のF100 エンジンと相まって高い機動性を発揮する。また強力なAPG−63レーダーを装備し格闘戦闘・ミサ イル戦闘ともに優れた能力を発揮できる。
 現在使用されている主力の機体はC型と複座型のD型であるが、日本の自衛隊が使用している単座機 はC型の改修型でありJ型と命名されている。
 米空軍ではF−15を発展させた対地攻撃機 F−15Eストライクイーグルも 就役させているが、この機体は攻撃機の項で別途紹介する。
 当機は米国空軍の他に日本、イスラエル、サウジアラビアが導入している。なにぶん高価な機体のた め予算に余裕がある日本・サウジ、常に戦火の危険にさらされているため最高の兵器を必要としている イスラエル以外の国への売り込みは成功していないようだ。
 米軍では次世代機F−22ラプターの 配備が開始されているが空軍や州空軍の主力機として当分の間は現役であるだろう。

機体詳細データ(寸法等はF−15Cのもの)
寸法(L×W×H/翼面積)19.43×13.05×5.63m / 56.5m2
機体重量(自重/全備)12,973kg / 30,845kg
飛行速度(最大/巡航)M2.5(高空)、M1.23(海面高度)/917km/h
上昇率(海面上)15,250m/min
上昇限度(実用)18,300m
離着陸距離(離陸/着陸)275m / 840m
航続距離5,745km(増槽使用)
エンジンプラット&ホイットニー社製 F100−PW−220ターボファン×2基
推力10,637kg×2(アフターバーナー使用時)。機体内燃料容量7,836リットル
武装20mmM61A1バルカン砲×1(弾数940発)。翼下及び胴体下取り付け部にAIM−7スパロー×4+AIM−9サイドワインダー×4、外部兵装最大10,705kgを選択搭載可能
乗員数/機体初飛行1名(単座型)、2名(複座型) / 1972年7月27日(原型機YF−15)
備考(各タイプ詳細) YF-15:原型機。F−15Aと同等の機体である
F-15A:最初の生産型。米空軍及びイスラエル向け
TF-15A:A型の複座型。後にF−15Bと改称
F-15C:A型の電子装備改良と燃料タンク増大型機体
F-15D:C型の複座型
F-15E:対地攻撃任務に適化された機体。ストライクイーグル
F-15J:日本向けにC型を改修した機体。三菱重工にてライセンス生産
F-15DJ:J型の複座型
STREAK EAGLE:各種航空記録を破るために製作された特別仕様機
LAST UPDATE 2000,11,21 (First Up 2000,01,03)